イメージだけではない看護師の仕事

昔から仕事の中には3Kと呼ばれている職種があります。キタナイ、キツイ、キケンの意味です。この中に意外だと思われる人も多いのですが、医療関係の職種も入っています。看護師の仕事は昔から3Kと呼ばれています。白衣でキビキビと仕事をするイメージが強いのですが、決して綺麗な仕事とは言えません。

怪我の処置では汚れることも多いですし、自由に動くことが出来ない患者の場合、排せつ物の処理などのキタナイ仕事もあります。汚いからこそ清潔にしなくてはいけませんから、看護師や看護助手といった医療関係者の仕事になるのです。

そしてキツイ仕事というのは、日勤でも夜勤でも休憩を思うように取ることの出来ている看護師は少ないという点にあります。中には、出勤してから帰宅するまでトイレに行く暇がなかった、という看護師も少なくありません。「後で」と仕事を後回しに出来ないのが看護師の仕事ですし、また一旦手をつけた仕事は完遂するまで離れることも出来ませんから、業務中の自由な時間を得るのは難しいのです。体力的なきつさもありますが、人の生死に関わる仕事なので大きなストレスもかかってきますから、かなりきつい仕事の分類に入るのではないでしょうか。

またキケンについても院内感染などといった危険も、最近ではニュースで知った人もいると思います。どれだけ自身が注意をしていても、人が多く感染しやすい状態の病院内での感染は想像よりも容易な状況でしょう。